【アマチュアミュージシャン必見】CDジャケットをコピー用紙で作っちゃう方法【無料テンプレート】
こんにちは、あいちパソコンクリニックの信太郎です。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、いつもとはかなり趣向の異なる記事を書こうかと思っています。
そのタイトルはこちら。
【アマチュアミュージシャン必見】CDジャケットをコピー用紙で作っちゃう方法【無料テンプレート】
……どうしてこんな記事を書こうと思ったのかといいますと、実は私、普段はバンドや弾き語りでかなり精力的に音楽活動をしている人間でもあります。そして、もっと音楽活動をする人が増えたらいいのに、と常日頃から思っているからです。
そこで、そんな音楽活動のなかでもお金のかかりがちなCD制作を、パソコン(Word)とコピー用紙を使って低コストでやっちゃおうぜ、という話です。
現役IT講師、フィールドエンジニアでありながらアマチュアミュージシャンでもある自分の目線から、音楽活動とITを掛け合わせたHow Toをお伝えできたらと思います。
これからCDを作ろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
どうしてCDジャケットをコピー用紙で作るのか
音楽活動はとにかくお金がかかる
そもそも、なぜこんな記事を書くに至ったかといいますと、とにかく音楽活動ではお金がかかるからです。
その中でもとくにお金が必要になるのがCD制作。
本格的な環境でレコーディングを行えば、1曲あたり40,000円ぐらい飛んでいくのはザラです。
しかも、レコーディングした後、CDの形にするプレスでは、さらにお金がかかります。一般的なCDの形である「ジュエルケース」でプレスを頼むと、そもそも小ロットの注文を受け付けておらず、やむなく500枚\70,000なんて金額で注文することになることも……。
作ったCDがすべて売れてくれれば話は別ですが、そう上手くいくわけでもないのがアマチュアミュージシャンの実情です。
大量の在庫CDが積み上げられた倉庫を見てもの悲しい気持ちになったことがあるのは、たぶん私だけではないはず……。
必要なときに、必要な枚数分だけ(しかも超低コスト)
自分が心血を注いで作り上げたCDが売れず、大量の在庫を抱えるのは誰だって不本意なはず。
まあ、サブスク全盛の時代ですから、「もうプレスはかけずに配信だけでやっていく」というミュージシャンも結構多いとは思います。
しかし、それでもライブ活動をする以上、お客さんから「音源はないんですか?」と質問される日は必ず来ます。
自分の歌を買ってもらうチャンスがあるのに、それを逃すのは本当にもったいない。
だからこそ、今回ご紹介するコピー用紙のCDジャケットはおすすめです。
コピー用紙を使えば、必要なときに、必要な枚数分だけ、しかも超低コストでCDジャケットを作ることができます。
コピー用紙でCDジャケットを作る方法
コピー用紙CDジャケットのテンプレート
まずは以下のURLから、今回使用するコピー用紙CDジャケットのテンプレートをダウンロードしてください。
※Google Driveで開きます。
補足:ダウンロードの仕方
ダウンロードしたら、エクスプローラーの「ダウンロード」フォルダから開いて編集してください。
Google Drive上で「編集権限をリクエスト」はクリックしないでください!
CDジャケットの完成イメージ
先に、今回作るCDジャケットの完成イメージをお見せします。
ダウンロードしたテンプレートに画像やテキストを配置するとこんな感じです。
CDに合わせて折り曲げるとこんな感じになります。
正面
背面
テンプレートの編集方法
テンプレートはA4用紙用のWordファイルになっています。極力Wordで編集してください。
※WPS Officeやリブレオフィスでも編集はできますが、レイアウトが崩れ、印刷したときにうまくCDが収まらない場合があります。
※Google Documentでも編集は可能ですが、↑のURLのファイルを直接編集しようとしないでください。「編集権限をリクエスト」されても対応できません。
Google Documentで編集する場合、一度DLしてから、ご自分のGoogle Driveにアップロードしてから編集してください。
編集の際は、以下のような流れで編集してください。
①下記画像の赤枠部分にジャケット画像(正方形)を配置
②青枠部分は裏ジャケになる部分です。収録楽曲や販売価格、Biographyなどをご自由にご記入ください。
③用紙を追加して、裏ページに歌詞を載せるのもアリです。
④印刷の際には必ずA4サイズのコピー用紙に印刷してください。多分よほどのことがない限りCDに合わせたサイズ感で印刷されると思います。もし小さくなったりしたらゴメンナサイ。
コピー用紙CDジャケット制作手順
①下記画像の点線部分を山折りします。
②下記画像の点線部分を山折りします。
以下のような形になります。
③紙を裏返し、CDを表ジャケ写の裏側に差し込みます。
④下記画像の点線部分を谷折りします。
⑤④で折った部分を写真右側の袋状になっている箇所に差し込むように折ります。
⑥完成
自作ジャケットを作るメリット
格安CDジャケットの活用方法は色々
この格安ジャケット、スピーディーに作れるのも魅力です。
ですから、単純に音源を安く作るだけではなく、いろんなアイデアに使えると思います。
たとえば……
・月替わりで収録した宅録音源をライブ会場限定で販売してみる
・スタンプカードを作り、スタンプがたまった人向けの限定特典として作る
・ツーマンライブでお互いの楽曲を収録したスプリット音源として販売
なんて使い方もありかもしれませんね。
「とりあえず作ってみる」は全然アリ
今回はA4コピー用紙とWordを使って格安でCDジャケットを制作する方法をご紹介しました。
私は音楽をやる人がもっともっと増えればいいのに、と思っています。
近年は最初からしっかりした音源やCDを引っ提げて活動開始する人が増えていますけど、あれって結構ハードル高いですよね。
個人的には、「ひとまずお金をかけずに作ってみる」は全然アリです。バンドや弾き語りの始めたばかりの方は、とりあえず簡単なデモから作ってみればいいんです。現場に出ないとわからないことって、たくさんありますから。
デモ作って、とりあえず現場に出て、お客さんと触れ合って、共演者からいろんな技を盗んで、そうして自分の方向が定まったときに、改めてしっかりしたCDを作る……そんな流れでも、いいと思うんです。
私は「yomosugara」というオルタナティブロックバンドもやっていて、バンド用の音源はいくつも作ってきました。
しかし、弾き語りを始めた当初は、「弾き語り用の音源はないんですか?」と聞かれることが多かったです。
最近ようやく弾き語り音源をリリースすることになりましたが、コピー用紙でも宅録でもいいからもっと早いうちから音源を作っていたらなあ……と、ちょっとだけ後悔しています。
あなたの歌をライブハウスや路上以外でも聞きたいと思っている人はきっと現れます。
そんな人に届けるためにも、まずは今回ご紹介した方法で、コストを抑えてCDを作ってみてはいかがでしょうか。
余談ですが、私は「yomosugara」という名義でオルタナティブロックバンドをやりつつ、「西森シンタロヲ」という名義でスラム奏法の弾き語りをやっています。
もし興味がありましたら、そちらのホームページへのリンクも貼っておくので、いちどご覧いただけますと幸いです。
もちろん、音楽活動におけるパソコンの活用方法についてもレクチャーしております。フライヤーづくりから動画編集、ホームページの制作、SNSの運用まで、なんでも手掛けておりますのでわからないことがあればお問い合わせフォームからご連絡ください。
長くなりましたが、お付き合いいただきありがとうございました。
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