「誤って外付けハードディスクを回復ドライブにしてしまった!」データは復旧できる?
「回復ドライブ」の作成にはご注意を
こんにちは、あいちパソコンクリニックの竹内です!
皆さんは「回復ドライブ」ってご存知でしょうか?
回復ドライブはパソコンを初期化するために必要なツールで、ユーザー自身の手で作る必要があります。しかし、作り方によってはハードディスクのデータが消えるなど、思わぬトラブルも……。
外付けハードディスクには大切なデータをバックアップしている方も多いでしょうし、できれば安全に回復ドライブを作りたいですよね。
今回は、そんな回復ドライブ作成の"落とし穴"と対処方についてご紹介します。
回復ドライブとは
回復ドライブは、Windowsパソコンを初期状態に戻すための機能です。
かつてのPCには「リカバリーディスク」と呼ばれる初期化のためのツールが付属していました。
しかし、現在のPCにはリカバリーディスクが付いていないため、初期化の必要があればユーザー自身で回復ドライブを作成することになっています。
この回復ドライブの作成では、一般的に32GBのストレージ※が必要です。それほど大きな容量ではないため、作成の際にはUSBメモリーを使用するのがベターでしょう。
※ストレージとは、USBメモリーやハードディスク、SSDなどを指します。
回復ドライブとして設定したストレージ機器は他の用途には使えなくなる
回復ドライブ作成には、32GBのストレージ機器が必要です。しかし、ここでユーザーが陥りがちなのが、「32GBの空き容量さえあれば普段使っているハードディスクでもいい」という勘違い。これがトラブルの原因になります。
そもそも、回復ドライブに設定したストレージ機器は、回復ドライブとしてしか使えなくなってしまうのです。
そのため、「外付けハードディスクに空き容量があるから回復ドライブとして使ってしまおう」と考えると、ハードディスクごと回復ドライブになってしまい、それまでに保存していた大切なデータまで読み取れなくなってしまうことに……。
外付けハードディスクを回復ドライブにしてしまったらどうすればいい?
では、外付けHDDを回復ドライブにしてしまった場合、復旧は不可能なのでしょうか?
実は、このようなケースでもほとんどのデータの普及が可能です。
そもそも、回復ドライブはストレージの先頭から約32GBの部分を使って作成されます。このような仕組みから、残念ながら先頭32GB分のデータは上書きされて消えてしまっています。
しかし、それ以外のデータは読み取れなくなっているものの、完全に消えてしまっているわけではないため、復旧することができます。
とはいえ、データ復旧のためにはPCに関する知識と特殊なツールが必要になります。誤って回復ドライブにしてしまったハードディスクのデータを復旧したい方は、ぜひあいちパソコンクリニックまでご相談ください。
料金表
作業内容 | 作業時間 | 料金(税込) |
ハードディスクデータ復旧 | 1週間程度(お預かり) | ¥11,000 |
※データ容量2TBまでの料金です。データ容量の大きい場合は別途料金が必要です。
※作業時間はハードディスクの状態によって異なります。
※ハードディスクの状態によっては、データ返送のために別途ハードディスクやUSBメモリーが必要となるため、追加料金が発生します。
復旧依頼の際は、ハードディスクを取り外してそのままお持ちいただければOKです。まずはいちどご相談ください。
ご相談はお電話・お問い合わせフォームのいずれかでお受けいたします。ご連絡お待ちしております。
あいちパソコンクリニック
〒479-0863 愛知県常滑市西之口6-13
℡ 0569-47-8510
営業時間:10:00~21:00
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